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カッコつけマンももう時効! フランス語が読めなかったレストランデート

フランス語が読めなかったレストランデート

前回話した30年前のデート話。
貧乏父ちゃんとデートはお上品なカレーライス 思い出のホテルニューグランド


結婚前、老舗ホテルのホテルニューグランドのレストランに連れて行ってもらった時、2人でカレーライスをたのんだ。


この話を覚えているかお父ちゃんに聞いてみたところ、私の知らなかった意外な事実がわかった。


まさかカレーを注文したのがそんな理由だったとはね。


「お父ちゃん。ニューグランドでカレー食べたの覚えてる?」


「覚えてるも何も、忘れる訳がないよ」


お父ちゃんにしてはずいぶんとキザなセリフを言うもんだと思った。


「君とのデートを忘れる訳がないぜベイベー」といったニュアンスで言ったと思っていたら、どうも違うらしい。


「あのホテルの2階にあったレストランでしょ。
実際行ってみたらドレスコードがあるようなレストランでね。
父ちゃんは内心、心臓がバクバクで死にそうだったわい」


「あら?どういうことかしら?」


「メニュー見たらフランス語でね。
何一つ読めなかったんだよ。
一生懸命解読しようと、とにかく悩んでる振りをして時間を稼いでね。
そんな時に、メニューの右下に唯一読める料理があったんだよ」


「まさかそれが…」


「その料理名も全部読めなかったんだけど、『Curry』って単語があったおかげでカレーだってわかってさ。
藁をも掴む思いでたのんだんだよ」



そんな話、初めて聞いた。


私はお父ちゃんに任せていたので、そんな事にまったく気付かなかった。


そういえば、30年前のお父ちゃんは田舎もんのくせにやたらカッコつけだったのは覚えている。


間違っても、フランス語が読めないなんて弱音は吐けなかったんだろうね。



あの時食べたカレーはソースポッドが付いている本格的なものだったけれど、お父ちゃんはカレールーをかけては食べまたルーをかけては食べていた。


私はそんな上品な食べ方知らなかったから、お父ちゃんの食べ方を見ていなければ、ソースを全部ライスにかけていたことだろう。



この年になったからこそ、こんな話が出来るようになったのだろう。
もう今さらカッコつけた所で、お互いたかが知れているのだから。


カッコつけでプライドの高かったお父ちゃんは過去のこと。
還暦を過ぎた私たちには相手に対する見栄は必要ない。


失敗談を笑って話すお父ちゃんを見て、なんだかほっとした。


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